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音響機器メーカー C社 開発部

次期モデルは絶対に模倣されたくないが、対策案に決め手がない…

新たな発想で模倣対策!新モデルのリリースが現実的となった秘策とは?

音響機器メーカー各社は、ハウジングの素材やワイドレンジに対応した高級部品を使った高額なイヤホンの企画・販売を促進している。C社でもハウジング素材にこだわった高級イヤホンを製造し、全世界に展開。品質やデザインの良さから高い評価を得ていた。

※本事例は想定事例ですが、似たようなお悩みの方々へのご参考として掲載しています

課題

こだわりの高級イヤホンが模倣された!このままでは次期モデルの販売ができない…

高級イヤホン(以下、モデルX)の販売を開始して半年が過ぎたころ、開発部に悪いニュースが舞い込みます。見た目がモデルXとそっくりな、外国製の安価な商品が出回っているという情報でした。担当した開発部のM氏は、すぐにこの商品を購入して詳しく調査することにしました。

「パッと見には区別がつきにくく、デザインはほぼ同じです。しかし、使用されている材料や性能はかなり低く、ブランドが傷つけられた感じがして、悔しいですね…」と、評価したM氏は語りました。

そっくりなのは、本体ばかりではありません。付属品や取扱説明書の文面まで模倣されていたのです。SNS上の書き込みにも「C社がモデルXの廉価版を出したのか?お得かも!」と言われるくらい消費者は区別ができておらず、M氏は不安を感じていました。

実は、第二弾として高音質にこだわった上級モデルの発売が近くに迫っていたのです。そこで、M氏は模倣対策を検討するための緊急対策会議を実施することにします。金属加工の仕上げ方やシリアルナンバーを刻印する、販売方法を限定するなどの解決案はでましたが、もう1、2案決定打が必要だと考えていたM氏。この現状に頭を抱えるばかりでした。

課題のポイント

  • 高級商品の模倣品がでまわり、次モデルでの模倣対策を検討するも、出てきた案は決定打に欠ける

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