導入事例
アクセサリーブランド「HASHIMOTO NECO」
ブランドプロデューサー／デザイナー Hashimoto Neco様
肌に優しい素材を使ったデザインアクセサリーブランド「HASHIMOTO NECO」。ブランド立ち上げに際し、アクセサリー台紙に「TT-SPARKLE」を選んでいただきました。ブランドプロデューサー／デザイナーのHashimoto Neco様に、採用の経緯と決め手についてお伺いしました。
ブランドの世界観である「ゆらゆら～YuRA YuRA～」とマッチ
「TT-SPARKLE」のアクセサリー台紙で特別感を演出
シルバーの紙素材を探し、「TT-SPARKLE」にたどり着く
── まずは、この製品のことを知ったきっかけから教えてください
Hashimoto様：先に百貨店にポップアップショップを出すことが決まっておりました。その販売のために必要となるアクセサリー台紙については、当初、ロゴや各種販促物などを制作してくれたグラフィックデザイナーの方に私からイメージを伝え、素材をいろいろと探してもらっていました。キラキラ感と上品な光沢がある素材で、色味はシルバーかグレーを使いたいと考えていました。
そのデザイナーさんから「この会社の製品ラインナップからなら、きっと好みのものが見つかりますよ」と教えてもらい、ホームページを見てトライフ様（※特種東海製紙グループ）に自分でコンタクトを取ったのが最初でしたね。そのときは「MILAX」についてお問い合わせしたと記憶しています。
そのときはまだ「シルバーの紙」という漠然としたイメージで台紙の素材を探していたので、営業担当者の方からいろいろとサンプルをお送りいただくことになりました。そのとき送ってもらったサンプルの中に「TT-SPARKLE」がありました。
サンプルを手にして一目惚れ。ブランドイメージにぴったりだった
── サンプルを手にしたとき、どんな印象を持ちましたか？
Hashimoto様：もう、一目惚れでしたよ。こんなに美しい紙があるんだ、と思いました。
── 最終的に、パターンは「ユラユラ」、色味は「Matte/シルバー」を採用いただきましたが、決め手は何でしたか？
Hashimoto様：「ユラユラ」「ダンダン」「ポチポチ」の3種類のパターンに加えて、つるっとしたものからマットタイプまで複数あったのでとても迷いました。
今回私が立ち上げたアクセサリーブランド「HASHIMOTO NECO」では、商品づくりのコンセプトとして「曲線」の美しさを打ち出していたこともあり、パターンは「ユラユラ」を選びました。色味を「Matte/シルバー」にしたのは、シックな輝きがブランドのイメージにマッチすると感じたからです。
また、エンボス加工がされていて模様が浮き上がって見えるのと同時に、見る角度によって表情が変わるところが、猫のしなやかな動きと重なったのも大きなポイントでした。
「HASHIMOTO NECO」というブランドのインスピレーションを得たのは、橋の下にいる野良猫からなんです。普段はコンクリートの陰にいるけれど、天気の良い日は、そのコンクリートに反射した日光でキラキラ見えたりする。私はそうした映像のイメージから、アクセサリーを製作していました。
「TT-SPARKLE」なら、そうしたブランドの一連のストーリーを映像のオノマトペとして表現できると感じ、最終的に採用を決めました。
会社としての取り組み、これまでの実績を知って信頼が高まった
── 素材選びにあたって、担当者の対応などについてはいかがでしたか？
Hashimoto様：問い合わせたときから、すごく丁寧かつスピーディーに対応していただき、非常にありがたかったです。いろいろと支給していただいた用紙サンプルや箱形状サンプルのサイズ感もちょうどよく、選びやすかったですね。
また、失礼ながら最初は会社について詳しく知らなかったのですが、一度ショールームをご案内いただいて、特種東海製紙様のこれまでの取り組みや、さまざまな特殊紙を開発・販売されていることなどを知り、信頼感が高まりました。
私は、自分がデザインしたアクセサリーが、それを身に付けてくださるお客さまにとっての特別なアイテムの一つになってほしいと願って製作しています。だからこそ、「TT-SPARKLE」はこれまでさまざまな特殊紙を作り続けてきた特種東海製紙様の製品であり、御社にしかない技術を使って作られている紙ということで、オンリーワンな限定感、特別感などが感じられたのもしっくりきたポイントでしたね。
── 実際に「TT-SPARKLE」をご利用いただいて、感じたことなどはございますか？
Hashimoto様：今回自身のアクセサリーブランドを立ち上げたのがはじめての経験だったので、小ロットで紙が購入できただけでなく、スタートアップしたユーザーの立場になってご支援いただけたことは、本当に感謝しています。
私は学生時代にグラフィックデザインをしていたことがあり、紙を入手してから印刷会社を探し、加工の発注をするなど、その後の必要なやり取りは何とか自分でクリアすることができましたが、ものづくりを初めて経験される方にはハードルが高い作業もあるかと思うので、そういった方向けのサポートもあると良いなと思いました。
── 「TT-SPARKLE」について、何かご要望などはありますか？
「TT-SPARKLE」の活用の幅が広がると面白いと感じております。
例えば、シールとかもいいですね。通販用の梱包資材に使うことで、届いた瞬間からブランドを感じさせる、クリエイティブ力が伝わるアイテムになったら嬉しいなと思いました。ぜひ商品化に向けて検討していただければ嬉しいです。
あと、カラーバリエーションがさらに増えると嬉しいですね。
── 本日は貴重なご意見、ご感想をお聞かせいただき、ありがとうございました。