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ファストフードチェーンX社(日本支社) 資材調達部

PFAS規制強化により、日本でも規制に対応した包材調達ルートを確立しなければ…

決め手はクリーンさ!米国本社も納得した、包装紙に最適な「ノンフッ素耐油紙」

解決

解決のポイント

  • 「NF耐油紙」は数少ないノンフッ素系の耐油紙で耐油性能と通気性能を兼ね備えていた

  • レンジアップの際、チキンの蒸気を適度に逃がし、食感を損ないにくかった

  • 徹底した厳しい管理下にある、クリーン度の高い抄紙機で生産されていた

フライドメニューの包装紙に最適!耐油性能と通気性能を兼ね備えたノンフッ素耐油紙

米国本社への報告期限が迫るなか、ノンフッ素耐油紙を供給しているメーカーの一つである特種東海製紙の営業担当が、サンプルを持参して製品説明に来社しました。資材調達部のメンバーが、一昨日、紙のポータルサイト「特種のタネ」から問い合わせメールをしていたのです。

「問い合わせてすぐに来社してくださり、実物を見て詳細を確認することができたので助かりました。そして、『NF耐油紙』は数少ないノンフッ素系の耐油紙で、当社が求める耐油性能と通気性能を満たす可能性がありそうでした」(T氏)

「NF耐油紙」は、ファストフード店やコンビニエンスストアなどへの導入実績も多数あるとのことでした。さらに、徹底した厳しい管理下にあるクリーン度の高い抄紙機で生産されているため、異物・微細な塵などが非常に少ないという説明を受け、T氏らは期待が高まりました。

「地上5階の高層階にマシンを配置して、食品工場並みのクリーン度を常に維持しているとのことでした。さらに防虫のコンサルティングも受けていて、常時モニタリングや駆除対策をしているそうです。これなら米国本社も納得するのではないかと考えました」(T氏)

耐油紙は、食材や使用する油との相性もあります。T氏ら資材調達部では、「NF耐油紙」のサンプルを使って評価テストをおこなうことにしました。結果として、レンジアップの際にチキンの蒸気を適度に逃がすことができ、食感を損ないにくく、フライドメニューの包装紙に最適だったのです。

米国本社に評価結果と詳細を報告したところ、性能は言うまでもなく、特にクリーンであることが決め手となり採用が決定しました。X社では、すべてのフライドメニューの包装紙に「NF耐油紙」を使用するために、特種東海製紙と連携をとりながら日本進出の準備を着々と進めています。

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