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アクセサリーブランドD社 商品企画部

「エシカルジュエリー※1」のパッケージ選定に苦戦…

環境にやさしい紙素材でありながらスタイリッシュさを演出できたパッケージとは?

SDGsへの取り組みが企業価値の向上につながる現代、アクセサリーブランドのD社は会長の号令の下、自社の商品についてエシカルジュエリーへの切り替えを進める方針を打ち出していた。しかしながら全商品の切り替えはハードルが高く、手始めとして商品企画部にてエシカルジュエリーの新商品を立ち上げることになった。

※1 エシカルジュエリー:人や環境、社会問題に配慮されて作られているジュエリーのこと
※本事例は想定事例ですが、似たようなお悩みの方々へのご参考として掲載しています

課題

スタイリッシュかつサステナブルな包装資材を探していたが…

早速、商品企画部のメンバーは素材選定に動きました。パッケージはエシカルジュエリーに相応しいサステナブルな素材、紙が候補に上がっていたが、従来の重厚なジュエリーケースと比べると、どうしてもチープに見えてしまうのがネックでした。また、新商品ということもあり、必要なパッケージの数量についても見通しが立てづらい状況にありました。

担当のS氏は藁をも掴む思いで、ある展示会の視察をしていたところ、特種東海製紙が販売している「ソリッドボックス」の在庫販売品「はがきサイズ」の案内を受けました。「ソリッドボックス」はスタイリッシュな形状と質感で、紙であることに気がつかないぐらいでした。「はがきサイズ」は検討していたネックレスを入れるのにちょうど良いサイズ感であり、1ケース50個と小ロットで手配できるのも魅力的でした。

サンプルを手にS氏は早速、社内にてプレゼンを行いました。しかしながら営業部長からの次の一言に再び頭を抱えることとなります。
「今回のジュエリーケース、シルバーだとターゲット層のイメージとギャップがある」

課題のポイント

  • サステナブルとスタイリッシュな形状と質感が両立できるパッケージが既製品カタログのなかからは見つからなかった

  • 売上の見通しが立てづらいなか、パッケージの調達数量は必要最小限に留めたかった

  • 既製品のシルバーだとターゲット層のイメージと合わなかった

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